さくら寮って何?

 
さくら寮は、タイ北部の貧しい山岳少数民族の子供たちが学校に通うための寄宿舎です。さくら寮はチェンライ県ナムラット村のユナイテッド・ビレッジ・スクール(生徒数1286名、教員数47名)の敷地内にあり、2001年5月現在147名の子供たちが寄宿しています。寮生の約80%が小中学生で、ユナイテッド・ビレッジ・スクールに通学し、20%は市内の高校や職業訓練校に通学しています。ここで生活する子供たちは日本人の支援者(通称里親)から経済的支援を受けています。
さくら寮には3つの寄宿舎があり、それぞれ ひまわり館(男子寮) (写真上)すみれ館(女子寮) (写真中央)しらゆり館(女子寮) (写真下)と名づけられています。
すみれ館(収容定員70名)は1993年、東京西北ロータリークラブおよび日本の支援者の寄附によって総工費700万円で建設され、現在女子生徒約60名が生活しています。ひまわり館(収容定員50名)は、1994年郵政省ボランティア貯金の配分金によって総工費675万円で建設され、男子生徒40名が生活しています。しらゆり寮(収容定員60名)は1999年、歌手の五木ひろし様、里親の三枝様のご寄付により総工費700万円で建設され、女子生徒30名が生活しています。
入寮生は毎年5月の新学期、試験や面接、家庭調査によって選抜されます。入寮資格の基準は、以下のとおりです。
1、遠隔地に居住し、通学可能な範囲に適切な教育施設を欠く村の子供。
2、孤児、あるいは周囲に適切な保護者を欠く子供。また、家庭環境に問題があり、両親に養育・保護能力が欠けると判断された子供。
3、一家の一人当たりの年間所得が3000バーツに満たない家庭の子供。
4、本人に勉学意欲があり、かつ性格がまじめで、将来に対して展望を持っている子供。
5、学業優秀で、さくらプロジェクトの入寮試験において規定の得点をクリヤーした者。 
以上の5項目のうち複数の条件を満たす子供を支援の対象にしていますが、毎年多くの入寮希望者があるため、応募してきた子供を対象に、村での家庭調査、面接、簡単な学力試験を行い、選抜の参考にしています。

さくら寮生の民族別構成(2003年10月現在)

写真左より

男子

女子

アカ族

16

18

34

モン族

ラフ族

18

60

78

リス族

カレン族

ヤオ族 13

タイルー族

合計

48

95

143

さくら寮生の学年別構成(2003年10月現在)

 
男子
女子
小学生
13
40
53
中学生
12
36
48
高校生
7
2
9
職業専門学校高校過程
7
12
19
職業専門学校短大課程
2
3
5
大学
6
2
8
大学(修士課程)
1
0
1
 
48
95
143

 

さくら寮生年間一人当たりの年間支出(2000年度平均)

単位・バーツ
単位・日本円
(2000年6月現在
のレートで換算)
割合(%)

食費

5832

16200

27%

光熱費

1080

3600

5%

教育費

4752

13200

22%

人件費

3240

9000

15%

交通・通信費

2376

6600

11%

保険・医療費

432

1200

2%

消耗品費

648

1800

3%

施設・備品費

1728

4800

8%

その他

1512

4200

7%

21600

60000

100%


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